家庭教育学級。「いのち」と「思いやり」を(〇)。
東日本大震災発生
二千十一年三月十一日(金)から
二ヵ月十六日です。
二千十一年五月二十四日(火)・二十五日(水)
参観の後懇談と家庭教育学級開講式講演をしました。
家庭教育学級は補助をいただいて子育てを支援するために保護者の皆さんに啓発と交流による子育て力向上を目指して行っています。
二千十一年度第一回は
「いのち」と
「思いやり」をテーマに講演をしました。講師は私です。
(〇)はじめにです。まずは「しっくりくる」とこをさがしましょう。
_子育てにはいろいろな方法があります。マニュアルのようなものもたくさん目にすることが出来ます。でも間違いなく言えることは子育ては知識を詰め込んでやるものではありません。こどもたちが少しずつ成長するのと同じで親も成長します。赤ちゃんのときから大人の分別があるわけではないように
なったばかりの親が経験ある親と同じようにできるわけではありません。
_そこで私が一番大事だと思うのは
楽しむことです。楽してではなく楽しんでです。勉強が苦手なお子さんは勉強に興味がわかず苦痛に思いながらもやらないといけないからなんとか努力されているということが多いですね。一方で習い事などでとても興味があり好きな子は伸びていきます。習うことに興味を持ち喜びを見つけています。子育ても同じではないでしょうか。
興味を持ったり喜びを見つけることによって方法はどうであれ愛情ある子育てができるのではないでしょうか。
_そのためには
自分自身が納得することが大切です。育児方法や体験など情報はたくさん入りますがそれを知った自分がこれはやってみたいなとか一緒にやってほしいなって思える、つまり自分に
「しっくりくる」かどうかが大切です。しっくりこないのに本に書いてあるから良いってみんなが勧めるからとやってみても
気持ちを込めてできなければ良いものにはなりません。
_そして洋服や趣味に好みがあるように子育ても人により「しっくりくる」ところが違うものです。まずは「しっくりくる」ものをさがしませんか。今から私が話すことも「しっくりこない」かもしれません。それでも良いのです。それなら一緒にまた
「しっくりくる」ところをさがしませんか。こどもたちにとって一番良いのは子育てしている自分の親が
生き生きとしていることです。まずここから初めてみませんか。
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