家庭教育学級。「いのち」と「思いやり」を(三)。
東日本大震災発生
二千十一日三月十一日(金)から
二ヵ月十六日です。
(三)「思いやり」は「自分基準」が土台です。
_「思いやり」はいろんな人とであることによって広がっていきます。でも一番最初のところは
自分の感じ方が基準です。自分が嫌だと思うことをしないという
自分基準が出発点です。例えば力が強い子は打たれも強いです。あるときこれくらいなら自分は我慢できると考えてお友だちにパンチをしたら泣いてしまったとします。「どうしてパンチしたの?」と聞いて「自分はこれくらいだと我慢できる」と答えたときに「あなたはそうでもお友だちは違うの!」って叱ってしまうと
「思いやり」の出発点である自分基準が揺らいでしまいます。
_自分基準であっても相手を思いやっているならあとは出会っていくことが必要なので、まずほめてあげたうえで自分とは違う感じ方をするお友だちがいることを教えてあげましょう。自分基準で相手を思いやれる子は
いろんな人と出会っていろんな感じ方をする人がいることをしていくと思いやりも広がっていきます。まずは自分基準の思いやりをしっかりと認めることが大切です。
_
自分の感じ方が大切にされていると感じるからこそ、相手の感じ方も大切にしようという気持ちが育つのです。
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