復活節第6主日/母の日〈キリストの勝利〉

C3

2012年05月13日 16:31

東日本大震災発生
2011年3月11日(金)午後2時46分から
1年2か月2日です。

復活節第6主日
母の日

ヨハネによる福音書16章25~33節
_25「わたしはこれらのことを、たとえを用いて話してきた。もはやたとえによらず、はっきり父について知らせる時が来る。26その日には、あなたがたは私の名によって願うことになる。わたしがあなたがたのために父に願ってあげる、とは言わない。27父御自身が、あなたを愛しておられるのである。あなたがたが、わたしを愛し、わたしが神のもとから出て来たことを信じたからである。28私は父のもとから出て、世に来たが、今、世を去って、父のもとに行く。」29弟子たちは言った。「今は、はっきりとお話しになり、少しもたとえを用いられません。30あなたが何でもご存じで、だれもお尋ねする必要のないことが、今、分かりました。これによって、あなたが神のもとから来られたと、わたしたちは信じます。」31イエスはお答えになった。「今ようやく、信じるようになったのか。32だが、あなたがたが散らされて自分の家に帰ってしまい、わたしをひとりきりにする時が来る。いや、すでに来ている。しかし、わたしはひとりではない。父が、共にいてくださるからだ。33これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」

〈キリストの勝利〉
_勝ち負けを決めるのに重要な役割を果たすのはルールです。何をもって勝ちとするかをはっきりと決めなければ誰が勝って誰が負けたのかを決めることが出来ません。

_イエス様は世に勝っていると宣言されます。世はイエス様を十字架につけ大きな苦しみを与えたうえ
殺しました。一見負けたように見える惨めな最期でしたが、こんな残酷なことをしても世がイエス様から奪うことができなかったものがあります。

_それはイエス様が一人一人が神さまから愛され必要とされていると信じられていることです。特に世が罪人と言われている人たちこそそうでありそのためにイエス様は世に遣わされたと言われます。

_ある人たちは、律法を守る習慣がない人たちや異邦人に仕えて生活をしている人たちやたくさんの人たちに神さまはあなたたちのことを見捨てられますと言いました。そんな人たちがイエス様の言われることやされることに腹を立て殺意まで抱きます。

_そんな人たちによってイエス様は殺されましたが、結局どんな人も神さまから愛され必要とされていると信じる気持ちを奪うことは出来ませんでした。

_お母さんが子どものことでいつまでも一喜一憂するのと似てるかもしれませんね。神さまも私たちのささいな出来事である時は喜んでくださりある時は心配してくださいます。私たちのことを見ていて下さっています。



_教会学校(子どもの教会)の分級では母の日のプレゼントに手作りエコバッグを作りました。

聖書 新共同訳: (c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

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