教会懇談会

C3

2012年03月19日 00:12

東日本大震災発生
2011年3月11日(金)から
1年7日です。

本日、教会懇談会をしました。いろんなご意見が伺えて良かったです。
この日のために、Yさんがおはぎを作ってくださいました。以前いた山鹿教会にもおはぎを作ってくださる方がいらして私のおはぎ運はかなり良いです。
Kさんのアジの酢漬けとMさんの漬け物、K.Hさんのドリンクとお腹も満たされました。

私は基本的に救いの低みへと導かれたいと願ってますので変わった伝道観を持っているかもしれませんね。テレビでドラマ「運命の人」最終回を観て、沖縄を思ってますますその感を強めました。

個人的にはそうなんですが、教会の歩みは皆でと思っていますのでとても良い時間を過ごせて良かったです。話し合う際に、輪になっていましたので順番に話すこと、話がない場合は無理をせず次の人へ、意見に対して意見をなるべくかぶせない、とにかく聞き合うという感じでしました。良かったんじゃないかなと思います。これから続けていけばもっと良くなるのではとおもってます。

懇談会での意見は今まとめていますので、このために先週お配りした私が書いた文書を載せます。


教会懇談会に寄せて

坂田 茂
 今回教会懇談会を開催するに当たって思うところを述べます。

1 それぞれ違って当然
 まずはそれぞれが自分の思うところを正直に伝えることが大切です。その上で教会のあるべき姿や伝道についての考え方はそれぞれ違うであろうし違うのが当然という前提をしっかりと受け止めることが大切です。なぜなら神さまは一人一人をかけがえのない存在として世に送ってくださったからです。世の中に全く同じ人はいないのですから意見が違うのも当然です。

2 何が正しいかを話し合うのではありません
 正しいことを一つに絞ることは、とても基本的な事柄を除くと多様性を損なうことになります。誰もが共通して持つ事柄もあります。それ以外の事柄について何が正しいかを性急に決めてしまうとあたかも正しくない考えをもっている方がいるとしてしまう恐れがあります。
 考え方や嗜好に多様性があるのはそれぞれにふさわしい役割があるからです。もちろん自分勝手ではなく協調性があってのことではありますが、一つの正しさに向かえって皆が突き進むのではなく、それぞれが自分らしく教会と関わり伝道することが大切です。

3 具体的な目標を立ててまずはやってみることです
 試行錯誤、つまりとにかくやってみてうまくいったりいかなったりした後に、またその経験をもとに次を考えていくのが人の歩みです。議論の果てに結局何もしないなら何かが進展することはほぼないでしょう。思いはいろいろひろがっていくでしょうしそれで良いのですが、その中で実際にできることを考えて多少疑問が残ったしてもとにかくやってみることです。なかなかやれないようなことをどうしたらできるかと悩むよりも実際にやってみれば経験によって得るもの教えられるものがあるはずです。

4 皆がではなく自分が何をするかです
 よく、自分はしているのだが周りにしない人がいる、との意見を聞きます。私は自分がやっているのならそれで良いと思います。私は例え物事は進展していくとしても一人一人がよく考えないで周りの意見に流されてしまうことは良くないことだと思います。極端なことを言えば明らかなマナー違反であっても注意を受けるから守るということでは不十分です。自分が周りの人に迷惑をかけ不快な思いをさせているとの自覚がないなら見かけが良くても中身は悪いままです。
 教会が見かけが良いけれども中身は悪いままでもかまわないではさびしい限りです。私たちには祈ることと信じることができます。神さまが導いて下さるとの信仰をもち、自分が何かできているのならそこで自分はこれで良いではなく次の事柄が神さまに示されるはずです。それぞれが神さまにつながっていれば一つの体として教会は主に用いられます。

5 まとめ
 今私がやってみたいと示されていることをあげてまとめに代えます。
・家庭集会。まずは一年に一回か二回できればいいなと思っています。信徒でどうし尋ね合えますし教会まではお誘いが難しい方やご家族の方との交わりの機会になればと思います。また無理をしてまでしないように気をつけた方がよいでしょう。
・野外礼拝。指宿は気候温暖で風光明美なところがたくさんあります。季節のよいときに外にでかけて自然の恵みを肌で感じながら礼拝をすることもできればと思います。車に乗らない方などは出掛ける機会ともなりますし、またお誘いする機会にもなればとも思います。
・招かれていく。個人的な取り組みになりますが指宿での催しにできるだけ参加してみたいと思っています。地域に関心をもって好きになることが伝道の初めになるかと思うからです。予定が合えばご一緒に出掛けて行くのもよいでしょう。
 このような感じで意見を出し合いできないことは保留しできそうなことはやってみる、そうすればやってみた経験から次のことが示されていくのではと思います。

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