2012年04月29日
2012年度定期教会総会
東日本大震災発生
2011年3月11日(金)午後2時46分から
1年1か月18日です。
2011年3月11日(金)午後2時46分から
1年1か月18日です。
_本日は教会総会でした。2012年度1年を与えられ以下のような展望を書き提案させていただきました。1年後振り返るときにそれなりにやって来られたと思えるようにしたいですね

(1)2012年度の牧師展望
_新しい年度を感謝をもって迎えました。
_2011年度は「目の前の人を大切思う」ことを大切にしました。2012年度は「互いに自分に正直に歩む」ことを大切したいと提案します。人が人を大切に思うとは互いに自分に正直に生きようとすることを尊重することです。私たちは自分に正直に生きようと思っても様々な原因で自分を曲げてしまうことがあります。また何かをおそれて自分を偽って人の前に立つことがあります。神さまの前では私たちはありのままの姿で受け入れられています。
_私は常に自分に正直に生きることが可能だとは思っていません。人間の弱さゆえに楽な生き方と思える選択をすることがあります。そちらが自分を曲げる方であれば曲げてしまうこともあるでしょう。それを無理に強く生きる必要はありません。主が側にいてくださるからです。ですから、私たちは一人一人が無理をしない範囲で自分を偽らずにそして相手が無理をしなくても自分らしくいることができるようにと願います。
聞いて理解する努力_まずは一人一人の意見を聞きます。批判したりせずとにかく知るために聞きます。その上で自分の意見を言います。話し合うことは誰が正しいか間違っているか、何が正しく間違っているかを決めることではありません。これは話し合いではなくて争いです。
_話し合いは相手をよく知ろうともせずに勝手に相手の考えを決めつけたりせずよく聞き理解しようと努力します。また相手の考えを自分の考えを抜きにしてただ従うことをせず自分の意見を相手に伝える努力をして自分がどうするかを相手に伝えます。
聞く_教会でもいろいろな意見を聞きます。茶話会や役員会、総会、懇談会等、みなさんの考えを聞きあっていきます。知るためであって正しいかどうかを決めるためではありません。いろいろな考えがある人がいることを知ることが第一歩です。
自分が何をするか_何かをしなければならない、と思うとき自分がこのように思うときと、周りがこのように自分に期待していると感じるときがあります。出来る限り自分の思うことを大切にしてほしいと願います。
_もちろん協力し合うことはあります。基本的に相手に期待するのではなく自分と神さまに期待しましょう。私も心からやらなければと思うことは神さまの助けを信じ自分一人でもやり始めます。状況等が整わないなど言わず出来ることをします。そして少しずつ協力の輪がひろがることを願います。
以上を前提にささげましょう
礼拝を_礼拝は主日礼拝に出席することに限られません。神さまがいてくださるとの思いをもつことが礼拝です。神さまが見ておられる、これにも二つの場合があります。見張っておられると考えてしまうことと、見守ってくださっていると感じることです。
_見張っておられると考えるなら見張られていなければ違うことをすることになります。本来自分がしようとすることを神さまが見張っておられるから曲げてしまっています。私たちが自分らしく歩むのを神さまは見守ってくださっているのです。絶えることなくです。私はいつも感じているわけではありません。神さまの見守りをたくさん感じられるように(=礼拝をささながら)歩みたいと思います。
奉仕を_奉仕は英語でサービスです。礼拝もサービスです。奉仕は礼拝の一部と言えます。つまり神さまの見守りを感じるときです。奉仕はあなたが必要とされていることです。この場所にいることを、何かを手伝ってくれることを、何かを覚えてくれることをなどです。奉仕は教会にある作業を手伝うことだけではありません。神さまが必要としてくださると信じることです。新たにすることもあるでしょうが、既にしていることで神さまが必要としていると信じていないことがもしあれば信じるようになることもです。
祈りを 神さまは聞いておられます。たとえ言葉にあらわせなかったとしても神さまに思いを伝えましょう。神さまはすでに私たちの思いをご存じですが私たちが話すことを待っていてくださり喜んでくださいます。神さまに打ち明けましょう。
献金を_献金は神さまが必要としてくださる思いをもってささげましょう。決して額によって思いを左右されるのではなく、たとえ1円をささげるときも神さまは必要とし喜んでくださると信じる気持をもっておささげしましょう。
そして伝道しましょう
_伝道は教会に人を集めることだけではありません。神さまが共におられることを感じていただくことです。それは私たちが神さまを感じて歩んでいることが必要です。言葉で伝えることよりも、心から神さまが共にいてくださると信じて人と出会っていくことが伝道です。神さまは私たちと共におられ愛してくださいます。そして人と出会っていきましょう。
Posted by C3 at 16:59│Comments(0)
│牧師日誌