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2011年10月29日

「障害」のある子どもの家族支援・きょうだい支援

東日本大震災発生
2011年3月11日(金)から
7ヵ月18日です。
2011年10月28日(金)
18時20分〜19時30分
指宿市中央公民館 講堂
_特別支援教育学習会に志穂先生と二人で参加しました。講師の先生は鹿児島大学大学院臨床心理学研究科 教授 平川忠敏先生です。

_とても心にすっとしみ込んでくるお話でした。まず先生の人となりが教授というイメージではなくてはなはだ失礼ではありますが関西風で表現しますと「どこにでもおるじいさんやん」って感じの本当に飾らないお人柄が滲みでておられませいた。そして研究者でありながら感性に訴えかける「自分はこう思う。(他の人は知らんけど)」みたいな語りに現場に寄り添って研究を続けてこられたことが証明されていました。

_ご講演の内容につきましては私なりの理解でありますのでご了承ください。

_まず先生は「障害」者の家族、特にきょうだいに対する支援を行っておられます。また上からの支援ではなく同じ状況におかれている方が自助グループをつくることをサポートされています。(参考:全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会)。
_特別支援を考える際に悪いところを見つけてよくするメディカルモデルとは違うアプローチをします。よいところを見つけていきそこを活用するコミュニティモデルです。専門家中心主義ではなく地域中心主義であります。こうしてきょうだい支援がなされています。
_きょうだい支援には三つの柱があり・学習・カウンセリング・発表がそれです。学習ではきょうだいの病気をしります。医学的な説明を理解できる範囲で知ります。漠然と「おかしい」「変」「変わってる」ではなくて脳に原因があり出ている症状で病名もきちんとあることを学びます。まわりから、変な奴だときょうだいのことを言われても、変ではなくて病気であることを知っておくことができるようにします。
_カウンセリングはマイナス感情を吐き出しカウンセラーがそれを聞き取ります。「障害」者のきょうだいはたくさんのつらい思いを体験しマイナス感情がたまっています。そしてそれを吐き出さずにいることがあります。「なぜ自分だけがこんな苦労をするのか」等、つらい思いを表に出していき、時には泣くいて感情を表に出していきます。
_発表は、これから自分がどう生きていくのかを発表します。その時点で思うことを正直に発表していくことにより生きていく方向を見定めていきます。(参考:岩元さんが4年生で書かれた作文)。

_質疑応答の時間では、「障害」と向き合うことが難しい保護者にどのような配慮が必要か? その質問に即座に「そんなのほっときゃいい」と即答されましたビックリ
_「障害」者の家族は傷つき抱えきれない程のものを整理できずにいてもがいています。追い討ちをかけるように現実と向き合え頑張れと言ってもどうにもなりません。当事者である親が向き合えないのに周りが騒いでも仕方ありません。ゆっくりゆっくり向き合えるよう待っていてもよいのではないでしょうか!

_先生が仰る「主体性」が大切と言われることばを聞いて、私が今まで使って来た主体性という言葉がぱあっとひろがっていく感じがしましたグッ

_よい学びのときに感謝します頼む


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Posted by C3 at 13:22│Comments(0)園長日誌
 
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