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2012年07月30日

聖霊降臨節第10主日〈命の糧〉

東日本大震災発生
2011年3月11日(金)午後2時46分から
1年4か月19日です。

聖霊降臨節第10主日

ローマの信徒への手紙14章10~23節
10それなのに、なぜあなたは、自分の兄弟を裁くのですか。また、なぜ兄弟を侮るのですか。わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。
11こう書いてあります。
_「主は言われる。
_『わたしは生きている。
_すべてのひざはわたしの前にかがみ、
_すべての舌が神をほめたたえる』と。」
12それで、わたしたちは一人一人、自分のことについて神に申し述べることになるのです。

_13従って、もう互いに裁き合わないようにしよう。むしろ、つまずきとなるものや、妨げとなるものを、兄弟の前に置かないように決心しなさい。14それ自体で汚れたものは何もないと、わたしは主イエスによって知り、そして確信しています。汚れたものだと思うならば、それは、その人にだけ汚れたものです。あなたの食べ物について兄弟が心を痛めるならば、あなたはもはや愛に従って歩んでいません。食べ物のことで兄弟を滅ぼしてはなりません。キリストはその兄弟のために死んでくださったのです。16ですから、あなたがたにとって善いことがそしりの種にならないようにしなさい。17神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。18このようにしてキリストに仕える人は、神によろこばれ、人々に信頼されます。19だから、平和や互いの向上に役立つことを追い求めようではありませんか20食べ物のために神の働きを無にしてはなりません。すべては清いのですが、食べて人を罪に誘う者には悪い者となります。21肉も食べなければぶどう酒も飲まず、そのほか兄弟を罪に誘うようなことをしないのが望ましい。22あなたは自分が抱いている確信を、神の御前で心の内に持っていなさい。自分の決心にやましさを感じない人は幸いです。23疑いながら食べる人は、確信に基づいて行動していないので、罪に定められます。

〈命の糧〉
_ローマの教会は口にして良い食べ物のことでもめていたようです。
_口にすることを禁止すると書かれている食べ物を実際に口にしない信仰者グループと、聖書に書かれている教えはユダヤ人の習慣によるものもあるので倫理的なものは別としても食事など生活に密着した規則をユダヤ人ではない信仰者が無理をして守る必要はないとする信仰者グループが同じ教会の中にあったようです。
_そしてこのグループ同士は互いに傷つけあっていたのです。

_具体的には分かりませんが、例えば食べるグループは食べないグループを文字に書かれた昔の教えに固執してキリストによって真に開放されていない人たちだとでも言ったのかもしれません。そして食べている姿をことさら見せつけるようにしていたみたいです。

_また食べない人たちは聖書に汚れていると書かれているもの食べて自分を汚していると避難していたことでしょう。

_ローマの教会の信仰者は自分たちが正しいと考えています。ここに争いの種があります。食べることが正しいのか食べないことが正しいのかと考えることが間違っています。

_食べる人がいるのも食べない人がいるのも神様の恵です。食べないことで安心を得ようとするのは人の都合です。その人の都合に神様は合わせてくださっています。食べる人にも同じです。両者が争うことは、食事を出されたときにある人が一味をかえある人はかけないとき、どちらが正しいかを争うようなものです。食事を出した人にとってはそれによってもてなしたい人たちが争っているの見てどんな気持ちになるでしょうか。
_どのような食べ方で会っても食事を食べて空腹を満たし力を得て元気にまた歩み出すことが食事を出した人にとって何よりの喜びではないでしょうか。また食べている人たちが食べ方の違いにこだわらず互いに喜びを分かち合ってくれたら喜びはさらに増すことでしょう。

_神様がくださる命の糧は私たちそれぞれに合わせて用意してくださいます。それぞれ違っていてもそこに込められている神様の愛情はかわることがありません。

聖書 新共同訳: (c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988


告知
9月2日(日)映画「うまれる」が開聞総合体育館で上映されます。


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Posted by C3 at 07:34│Comments(0)礼拝式報告
 
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