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2013年06月02日

聖霊降臨節第3主日〈悔い改めの使信〉

東日本大震災発生
2011年3月11日(金)午後2時46分から
2年2か月22日です。

2013年6月2日(
聖霊降臨節第3主日
使徒言行録17章22〜34節
1722パウロは、アレオパゴスの真ん中に立って言った。「アテネの皆さん、あらゆる点においてあなたがたが信仰のあつい方であることを、わたしは認めます。23道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それをわたしはお知らせしましょう。24世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、手で作った神殿などにはお住みになりません。25また、何か足りないことでもあるかのように、人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださるのは、この神だからです。26神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の至るところに住まわせ、季節を決め、彼らの居住地の境界をお決めになりました。27これは、人に神を求めさせるためであり、また、彼らが探し求めさえすれば、神を見出すことができるようにということなのです。実際、神は私たち一人一人から遠く離れてはおられません。28皆さんのうちのある詩人たちも、
 『我らは神の中に生き、動き、存在する』
 『我らもその子孫である』と、
言っているとおりです。29わたしたちは神の子孫なのですから、神である方を、人間の技や考えで造った金、銀、石などの像と同じものと考えてはなりません。30さて、神はこのような無知な時代を、大目に見てくださいましたが、今はどこにいる人でも皆悔い改めるようにと、命じておられます。31それは、先にお選びになった一人の方によって、この世を正しく裁く日をお決めになったからです。神はこの方を死者の中から復活させて、すべての人にそのことの確証をお与えになったのです。」
 32死者の復活ということを聞くと、ある者はあざ笑い、ある者は、「それについては、いずれまた聞かせてもらうことにしよう」と言った。33それで、パウロはその場を立ち去った。34しかし、彼について行って信仰に入った者も、何人かいた。その中にはアレオパゴスの議員ディオニシオ、またダマリスという婦人やその他の人々もいた。

〈悔い改めの使信〉
 アテネでパウロさんのお話しに耳を傾けていた人たちは珍しい話や理論的に素晴らしい話を聞くことが好きでした。パウロさんの話に熱心聞き行っていましたが、復活の話しを聞いた途端話に興味をなくしてしまいます。
 死者が復活するというオカルトめいた話が他にあったのかもしれません。そしてこのような非論理的な話には関心がなかったのでしょう。パウロさんの口から復活という言葉が出てきたのを耳にした途端、今まで理論的で珍しい話だと思って聞いたのに怪しいオカルト話だったのかとがっかりしたのでしょう。

 パウロさんは復活という外すことができない話しをした結果、多くの人がしらけてしまい話しを聞いてくれなくなってしまいました。それでも何人かの人はパウロさんの話しを最後まで聞いて信じた人もいました。

 わたしたちは珍しかったり多くの人が体験しない特別な出来事に興味がひかれます。人が行けないような難しい学校へ行ったり、会社へ就職したり、とにかく多くの人はできないことが良いとしてしまうことがあります。そんな中で人はそれぞれ違っているけれどもみんな大切なんだ、と言うなら多くの人はしらけてしまうかもしれません。

 イエス様の復活は、世の人々が見向きもしない人たちが抱えている苦しみを担われた主が十字架で殺され起こりました。だれもが出来ることするのは当たり前、それすらできない人は神様から愛される価値はないと思う人が多くいたなかで、イエス様は人を見下し他人の痛みに寄り添うことない人たちよりも、苦しみを抱え見下される人たちこそ神様は愛されると教えられました。最終的に多くの人はしらけイエス様をうとましく思い殺してしまいました。

 イエス様の生き方も、パウロさんの生き方も、最も大切なことを語り、多くの人がしらけてそっぽを向くなかわずかな人が受け入れてくれるというものであったと思います。

 命こそ宝、暴力はいけない、コントロール出来ない原発はなくすべき、と言っても多くの人はしらけてそっぽを向くかもしれません。でも必ず仲間は増えます。そして何よりイエス様が共にいてくださいます。胸を張ってしらけさせてしまうことを伝えていきましょう。

聖書 新共同訳: (c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988



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Posted by C3 at 12:59│Comments(0)礼拝式報告
 
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